FP3級目指せ!1ヶ月合格 リアルタイムで勉強する過程を発信していく(Part4)

前回は、こちらのテキストの第1章の途中までの重要度が高い部分FPの仕事内容や関連法規について勉強しました!今回は、FP業務ステップ3で顧客の資金面の問題点を「分析」する際に必要なライフイベント表、キャッシュフロー表、個人バランスシートと呼ばれる三種の神器について学びました。

第1章 ライフプランニングと資金計画

ライフイベント表
顧客とその家族の将来設計を表に落とし込み、見える化したもの。子供の進学やマイホームの購入、車の買い替えなど、将来、予定しているライフイベントを記入することで、未来像が明確になる。

キャッシュフロー表
将来の収支状況貯蓄残高の推移を表にまとめたもので、ライフイベント表や現在の収支状況から作成する。収支の欄には年収ではなく、所得税や住民税、社会保険料などを差し引いた、可処分所得を記載します。

可処分所得は支払義務のある税金などを引いた残額なんだ!生命保険料は任意で支払うものなので、マイナスしないのね!

公式

可処分所得=額面の収入金額ー(所得税+住民税+社会保険料)

キャッシュフロー表をさらに詳しく

年間収入:給与など、収入金額(可処分所得)のこと。複数ある場合は、分けて記入。
年間支出:その年の総支出額のこと。支出欄の項目を合計する。
年間収支収入合計から支出合計を差し引い額のこと。
貯蓄残高:その時点での貯蓄額。マイナスの場合は貯蓄が底をついたということになる。
変動率:変化の割合のことで、給与であれば、昇給率、基本生活費などの場合は物価上昇を示す。住宅ローンや保険料など、支払額が一定の場合には変動率は考慮しない。

変動率が設定されている項目の計算
<給与収入の計算方法>

公式

n年後の予想額=現在の金額×(1+変動率)^n

※1 1年後500万円×(1+0.01)=505万円
※2 2年後500万円×(1+0.01)^2≒510万円
※3 3年後500万円×(1+0.01)^3≒515万円

<貯蓄残高の計算方法>

公式

当年の貯蓄残高=前年の貯蓄残高×(1+運用率)+当年の年間収支

※4 1年後1000万円×(1+0.01)+7万円=1017万円
※5 2年後1017万円×(1+0.01)ー801万円≒226万円
※6 3年後226万円×(1+0.01)+171万円≒399万

個人バランスシート
ある時点での資産と負債のバランスを見るためのもの。資産には時価を入れ、負債にはその時点でまだ返済していない残額(残債)を入れる。資産から負債を差し引くことで純資産が分かり、その家計の健全さを分析することができる。

公式

資産ー負債=純資産

バランスシートは左右の合計額が必ず一致するよ!

個人バランスシートに記入するもの
1資産
預金、現金、預貯金、株式、投資信託、生命保険、不動産(土地・建物)、車など、資産価値のあるものを項目別に記入します。株式や投資信託はその時点での時価を記入し、生命保険は解約した場合の返戻金相当額を記入する。

2負債
住宅ローン、自動車ローンなどの残額を記入する。

3純資産
その時点での資産合計と負債の合計の差が分かります。純資産の割合が高いほど、その家計が健全であることを表す。

購入時に高額だった資産も個人バランスシートに入れる時は「時価」になっちゃうのね!

参考:FP3級合格のトリセツ速習テキスト

勉強の成果に関しては、随時ブログで発信していくつもりなので、私の記事が誰かの励みやモチベーションにつながれば嬉しいなと思います。

ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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